東京
shop in Azabujuban
Tokyo
2022
photo
STUDIO ZOMOとして
共同設計
(石毛正弘、岩﨑渓太、八代嘉則)
award
伊勢志摩に所縁のある小さな割烹料理店。カウンター6席と4席の個室をもつ濃密な空間である。
外殻は多角形状の刺激的なコンクリートスケルトンであったが、鋭敏な味覚を必要とする繊細な料理が並ぶことを考慮し、連続曲面の壁でなぞるようにスケルトンを被覆し、空間をやわらかく抽象的なものとした。
これにより、限られた床面積を超えていく意識の広がりと、非日常性の獲得を目指した。壁天井を伊勢型紙の渋紙に着想を得た左官仕上げで包み、木部は草木染めの技法を応用した仕上げを施すことで素材の持つ個性をより繊細に引き出した。
平易な材料を用いながら、表面の質感、色味、肌理、ディテールを繊細に積み重ね、空間を特別なものとした。
伊勢志摩に所縁のある小さな割烹料理店。カウンター6席と4席の個室をもつ濃密な空間である。
外殻は多角形状の刺激的なコンクリートスケルトンであったが、鋭敏な味覚を必要とする繊細な料理が並ぶことを考慮し、連続曲面の壁でなぞるようにスケルトンを被覆し、空間をやわらかく抽象的なものとした。これにより、限られた床面積を超えていく意識の広がりと、非日常性の獲得を目指した。壁天井を伊勢型紙の渋紙に着想を得た左官仕上げで包み、木部は草木染めの技法を応用した仕上げを施すことで素材の持つ個性をより繊細に引き出した。平易な材料を用いながら、表面の質感、色味、肌理、ディテールを繊細に積み重ね、空間を特別なものとした。